2026/6/12
こんにちは。神戸市会議員の堂下豊史(どうしたとよじ)です。
神戸市都市局が発表した、「神戸市役所本庁舎2号館再整備事業」建設工事の本格着手について、内容をお伝えします。
![神戸市役所本庁舎2号館再整備事業本格着手[神戸市北区]神戸市会議員 堂下豊史](https://doshita-toyoji.com/wp-content/uploads/2026/06/photo1-9.jpg)
オリックス不動産株式会社を代表企業として、阪急阪神不動産株式会社、関電不動産開発株式会社、大和ハウス工業株式会社、芙蓉総合リース株式会社、株式会社竹中工務店、安田不動産株式会社から構成されるコンソーシアムが、「神戸市役所本庁舎2号館再整備事業」において、建設工事に本格着手しました。
本事業は、建築から60年以上が経過し、老朽化が進んでいた神戸市役所本庁舎2号館について、民間事業者のノウハウを活用して建て替えを行い、市庁舎を再整備するとともに、三宮駅周辺とウォーターフロントエリアの中間地点に位置する特性を生かし、賑わいを創出し、国内外からの集客・交流を促進することを目指します。建設工事の本格着手に加え、高層階には、兵庫県初進出となるヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」の開業が決定しました。
本施設の立地は、繁華街である三宮駅周辺と旧居留地や再整備が進むウォーターフロントエリアを行き来する中間点に位置します。その特性を生かし、新たな出会いとコミュニティが生まれる公共機能と、国内外に神戸らしさや魅力を発信する民間の集客・賑わい機能を導入します。また、地下通路などとのスムーズな接続や通り抜けができる施設内通路の整備を行うことで、歩いて楽しい神戸のまちの回遊性向上に寄与します。
低層部には、公共空間としてご利用いただける「(仮称)市民利用空間」を設置します。森林資源が豊かな神戸らしい木のぬくもりや緑の心地よさを感じながら、イベントや休憩、交流などのさまざまな用途にご利用いただける空間とします。また、明るく開放的な正面エントランス前空間やサンクンガーデン(半地下広場)など、市民や来街者が気軽に立ち寄ることができるオープンスペースを整備します。
低層部分には市役所機能のほか、商業機能、屋上庭園を複合的に配置し、来訪者がさまざまなアクティビティを楽しみながら滞在・回遊できる場を創出します。高層部分には、ヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド」とハイグレードなオフィスを導入します。4階にはホテルのボールルームや大小さまざまな会議室を備えたカンファレンス施設を整備し、ビジネス交流の機会創出を図ります。
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地上4階および高層20階~28階には、兵庫県初進出となるヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド」が出店します。本事業でホテル事業の幹事会社であるオリックス不動産株式会社とヒルトンはこのたび運営委託契約を締結し、ホテル名称を「コンラッド神戸」に決定しました。なお、開業は2030年を予定しています。
「コンラッド神戸」は、50㎡を中心とする136室の客室のほか、ラウンジ、レストラン、バー、フィットネス、スパ、プール、また、宴会や会議需要にも対応する約500㎡のボールルームや多目的で使用するミーティングスペースなどを設置する予定です。
神戸市内で最大級の1フロアあたりの貸付面積が約500坪(約1,680㎡)となるハイグレードなオフィスを整備します。1フロアの一体利用から最小約45坪(約150㎡)の分割利用まで、企業の進出ニーズに応じてフレキシブルにご利用いただけます。また、9階の屋上庭園に面して、気分転換やサードプレイスなどさまざまなシーンで利用できるオフィスワーカー専用ラウンジを整備し、オフィスワーカーのサポートと企業間交流の促進を図ります。
フラワーロード沿道に面した地上1・2階、さんちかや地下鉄海岸線三宮・花時計前駅とつながる地下1階を含む3フロアに、地域の魅力を発信するなど個性あるさまざまな飲食・物販・サービス店舗を配置するとともに、地上と地下をつなげる開放的なサンクンガーデンを整備することで、神戸のまちの回遊促進および賑わい創出を図ります。
コミュニケーションの活性化や時代の変化への柔軟な対応のため、間仕切りのないオープンな執務空間を確保するとともに、遮音性の高い会議室や上下階の交流を円滑にする内部階段の設置などにより、職員が働きやすく、生産性の高いオフィス環境を整備します。また、環境性能として、市庁舎部分において「ZEB Oriented」相当を達成し、BELS認証(建物の省エネルギー性能を表示する第三者認証制度)を取得しています。
神戸の海と山を結び、周辺の景観と調和する神戸らしい上質な外観をイメージし、ホテルなどが入る高層部はガラスボックスを頂部に取り入れた特徴的なデザイン、市役所機能などが入る低層部は旧2号館から継承した水平基調を意図したデザインとしています。夜は天井の高いホテルロビー空間がライトアップされ、まちの灯台のように遠くからも港町神戸を感じられるランドマークとなります。
環境面では、市庁舎部分におけるBELS認証取得のほか、建物全体で環境配慮に積極的に取り組んでおり、CASBEE神戸(神戸市建築物総合環境評価制度)で最も高いSランクを達成しています。また、9階には魅力的な屋上庭園を設け、市民やオフィスワーカー、来街者などが緑に親しむ、憩いの場所として利用できる空間を整備します。
防災面では、中間階免震構造を採用することで地震時の安全性向上を図るとともに、浸水対策として電気室や機械室、防災センターなどの重要設備室を上層部に配置するなど、災害時のリスク低減を図ります。あわせて、民間エリアの一部を一時滞在施設として開放することを想定するなど、帰宅困難時対策の役割も担います。
事業名称は神戸市役所本庁舎2号館再整備事業で、神戸市中央区加納町6丁目5番1号に所在します。計画地面積は約4,900㎡、延床面積は約77,000㎡です。建築面積は約4,350㎡で、構造・規模は鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、地下2階、地上29階、塔屋1階、建物高さは約135mです。
主要用途は、行政機能として市庁舎、(仮称)市民利用空間、民間機能としてホテル、オフィス、商業を予定しています。設計監理者は竹中工務店・日建設計設計共同体(株式会社竹中工務店・株式会社日建設計)、施工者は株式会社竹中工務店です。
今後のスケジュールは、2026年6月に本格着工、2029年9月に竣工予定で、以降順次供用開始が予定されています。
※写真は元の資料から3枚を抜粋しています。
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