2026/5/30
稲永さんの立憲民主党離党と、推薦返上のお知らせです。
ご自身の信念と政党の決定が矛盾したまま、選挙を向けかえることに対して、
ケジメをつけたいという稲永さんの筋の通し方は、同じ政治家として心から敬意を表します。
一年生議員でありながら、過去2回の国政選挙の選対の柱として、目立たない裏方も含めて深夜まで本当によく働き、神奈川17区の党勢拡大に大きく貢献していただきました。また最年少の女性小田原市議として目を見張る調査能力と、議場で立場の異なる先輩議員を前に穏やかに堅実な論陣を張る真面目な働きに、先日は1期生でありながら副議長候補に選ばれ、惜敗ながらも27人中8票という票をいただくまでに信頼を積み重ねて来た稲永さん。彼女がこのような形で離党することは、立憲民主党にとっての大きな損失です。
稲永さんの離党の原因となった、今回の、次期神奈川県議会小田原市選挙区では、私が後継指名をして、地元17区立憲民主党総支部でも了解された鈴木敦子さんから立憲への推薦申請を押しのける形で、地元合意がないまま、他の男性市議に公認が出されました。実質の野党分断を招くことになり、小田原市民、とりわけ、保守王国の小田原で、平和と人権、多様性、まともな民主主義のために、活動を共にしてくださり、私を県議、衆議院へおしあげてくださった全ての皆様に、ご迷惑をかけること、心からお詫びを申し上げます。
当該男性市議は私が市議会から県議会へと転出する選挙で、市議の一期目の当選を果たした方で、私の市議としての地盤もお渡し、私の後援会も家族も彼の支援に入りました。順当にいけば、彼が私の後継指名を受けて県議候補になる立ち位置のはずですが、
その彼が、今回の県議選挙の候補として、立憲民主党神奈川17区のメンバーからの信頼を得られず、加藤憲一市長や井手栄策慶應大教授をはじめとする主だった方々が鈴木敦子さんへの支持を表明しているという事実は、彼が政治家として向き合うべき現実であり、ご自身の不満を理由に、県連の人事権に介入させる形で小田原の有権者の前に分断を持ち込むとは、あまりの視野狭窄と言わざるを得ず、繰り返されてきたこのような挙動こそ、彼がその弁舌の強さにも関わらず、信頼を積み切れなかった一番の原因であり、ご自身でご自身の立ち位置を窮屈な方へと追い込んでいること、大変残念に思います。
この間、お立場がある中で鈴木敦子さんへの支持を表明してくださった皆様、一本化に向けて水面下でご尽力いただいた地元の皆さま、関係者の皆さまにもお詫び申し上げます。私が現在は他党中道所属ということを口実に、立憲県連からは、一切のご相談も確認もないままに下された決定でしたが、他の選挙区では、当然地元事情を一番よく知り、選挙の責任を負う総支部と総支部長の意向が最大限尊重されています。非合理な組織決定手続きと私の力不足の結果として、お詫びを申し上げます。
小田原では稲永さんはじめ、有力なリベラル議員が育ちつつあります。私自身も、檜山智子市議、植田理都子市議をはじめとした多くの諸先輩からバトンを預かり、県議国政へと押し上げていただき、地元の皆さんに育てていただいた政治家です。政治家個人のスタンドプレーに頼る政治ではなく、すそ野の広い小田原の民意の成熟に支えられた政治を、これまで通り一番大切に未来につなげていきたいと考えています。
鈴木敦子さんにも、この運動を担い、次世代へつなげる一員として、皆様からのご指導ご鞭撻を頂けるよう、私から再度お願いを申し上げます。
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