2026/6/17

本日の一般質問で、様々なアプローチから秋田を前に進める答弁をいただきました。今後もこれらの実現に向けて頑張っていきます。
添付画像は本日の質疑要点です。(写真付きレポートは同僚議員に作っていただきました)
1.クマによる人身被害防止対策について
クマの目撃情報はタイムリーな伝達が重要であるものの、リアルタイムな情報共有には依然として課題があると認識しています。県で開発中の「クマダスアプリ」に目撃情報の即時発信やプッシュ通知機能を追加し、利用拡大を促します。緊急速報メールは対象エリアの絞り込みが難しいため、現状では市町村が運用する災害時情報発信スキームの活用を強く働きかけます。
また、市街地等でクマの目視が困難な場合でも、ドローンを使えば上空から個体を特定できるため、県内でも警察等で活用が進んでいます。企業から提案された追尾システム等の新技術について実証を行い、コストや運用方法を調査・研究した上で、早期の確立と導入の可能性を探ります。
2.本県のツキノワグマを資源としたジビエ産業について
捕獲数の多い本県において、クマ肉を活用したジビエ産業は地域経済活性化の大きな可能性を秘めていますが、安定した捕獲や加工場整備などの課題もあります。阿仁地域の事例(飲食・宿泊併設の加工施設)を横展開し、国の交付金活用も視野に入れながら、新たな産業として発展するよう研究を進めます。
捕獲頭数のバラツキや肉質のイメージから利用が十分に進んでいないため、日本ジビエ振興協会等へ加入し、先進事例の収集や利用実態調査を行っています。今後は加工技術の向上を支援し、マタギ文化のストーリー性を付加価値として県産クマ肉のブランド化を図り、飲食店へPRします。
3.交通空白の解消に向けた県の主導的役割について
バス路線の減便等により環境が厳しさを増す中、県が積極的な役割を果たします。地域公共交通再構築ネットワーク協議会等を設置し、鹿角市のバス路線集約やデマンドタクシー、東成瀬村の公共ライドシェア等の事例を横展開します。医療や観光など多様な主体が壁を越えて連携し、地域の足を確保します。
4.広域観光の動線づくり
他県交通拠点との連携においてレンタカー活用は有効ですが、現在の周遊キャンペーンは利用実績が少ないため、更なる周知を図ります。まずは県内空港間でキャンペーンを実施し、青森県内の空港との連携拡大に向けた協議を進めます。
5.インバウンド誘客戦略の転換について
外国人宿泊者数は拡大したものの、十分な成果が出ているとは言えない状況です。従来のツアー客中心から、個人旅行客の認知度を高める戦略(ショート動画配信やグローバルOTA活用)へ転換します。自然やマタギ体験などのプレミアムコンテンツ造成や宿泊施設の高付加価値化により「稼ぐ観光地づくり」を進めます。
また、日程を決めずに国内を旅行する長期滞在者等は、本県へアクセスしやすいため重要なターゲットです。個人旅行者がウェブ上で観光情報を得て予約を完結できる情報環境を整備し、実効性の高い誘客を展開します。
6.企業をターゲットにした関係人口創出の取組について
ウェブサイトを通じた個人向けアプローチに加え、県外企業のニーズを把握し魅力的な体験プログラムを提供するなど、企業への働きかけを強化します。リッシュアキタを活用したピッチコンテストも選択肢とし、県内地域との多様な交流を活発化させることで関係人口の拡大につなげます。
7.GX戦略地域における企業誘致戦略について
データセンター誘致については、国の地方分散方針を好機と捉え、豊富な再エネと安定した工業用水の優位性をPRし、多くの事業者から問い合わせを得ています。秋田市下新城地区への工業用水延伸の基本設計を実施済みであり、今後もインフラ整備と支援制度のPRにより立地を促進します。
また、ベスタス社生産拠点誘致についても、本県は洋上風力の導入が見込まれる海域の中心にあり、基地港湾や再エネのポテンシャルなど誘致へのアドバンテージを有しています。実現すれば大きな経済効果が期待できるため、来月知事自らデンマークの本社を訪問し、具体的な支援パッケージを提示するなど強力に推進します。
8.自転車の安全走行に関する周知と環境整備について
生徒において、ルールの知識はおおむね習得されていますが、道路状況に応じた柔軟な判断はまだ十分ではありません。ICTを活用し、生徒が主体的に通学路の危険箇所や安全なルートを確認できるよう、研修会等を通じて指導・助言を行います。
また、これまで講習等で基本的ルールを周知してきましたが、今後は自転車利用の多い地域を中心に、歩道通行可能な区間を地図化した資料の作成を検討します。
さらに、歩道整備や路肩整備、通行帯の設置等に努めており、交通量や事故状況などから優先箇所を選定して対策を進めています。引き続き国へ予算確保を要望し、安全な環境整備に取り組みます。
9.藤田作品の魅力発信と訴求力向上の取組について
11月にパリで行うセミナーでプロモーションを展開します。ランス美術館と良好な関係にある国内の美術館(安東美術館等)との既存ネットワークへ参画して連携を深め、来年度の「秋田の行事」制作90周年特別展では大規模な展示を検討しています。さらに、県立美術館の体制強化を図り、フランスのランス美術館との連携協定締結を目指します。文化芸術に伝統工芸や食文化も掛け合わせた一体的なパッケージとしてフランスへ発信し、ブランド価値の向上とインバウンド促進を図ります。





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