2026/6/10
午後2時、いよいよ第75回百万石行列がスタートしました。
金沢駅鼓門前から香林坊、兼六園下へと続く沿道には、多くの市民や観光客の皆さまが詰めかけ、加賀百万石を代表する伝統行事を一目見ようと大きな歓声が上がっていました。
2時45分ごろから加賀とび行列がスタートとなりました。
私たち木遣り隊も、第一消防団の隊員の皆さんとともに行列に参加し、加賀鳶の法被をまとって金沢の中心部を練り歩きました。
沿道には多くの観客が集まり、伝統ある加賀鳶行列に温かい声援を送ってくださいました。
行列の途中では、加賀鳶の華である梯子登り演技が披露されました。
青空の下、高く組まれた梯子の上で繰り広げられる妙技は圧巻で、観客の皆さまから大きな拍手と歓声が送られていました。
長年受け継がれてきた技と心意気は、まさに加賀鳶の真骨頂であり、金沢が誇る伝統文化の素晴らしさを改めて感じました。
木遣り隊は各演技会場において木遣り唄を披露しました。
私は木遣り隊の副隊長として参加し、金沢駅前と沈庄園前の会場で先導役を務めました。
木遣りは火消しや建築作業の際に唄われてきた伝統の作業唄であり、加賀鳶の歴史とともに受け継がれてきた貴重な文化です。
力強くも情緒あふれる木遣り唄が会場に響き渡ると、多くの皆さまが足を止めて耳を傾けてくださいました。
先導役は木遣り唄の中心となる重要な役割であり、唄の締めくくりには力強く拳を上げて合図を送り、隊全体の息を一つにまとめます。
隊員の声を束ねながら、観客の皆さまへ加賀鳶の心意気と伝統文化の魅力をお伝えできるよう努めました。
兼六園下周辺の演技会場では、満員の観客が見守る中で木遣り唄を披露しました。
伝統の技と木遣り唄が一体となった演技に、会場からは大きな拍手が送られ、加賀鳶が多くの人々に愛され続けていることを実感しました。
加賀鳶は江戸時代から続く金沢の誇りであり、その伝統を今日まで守り続けてこられた先輩方のご尽力に深く敬意を表します。
木遣り隊副隊長として先導役を務め、多くの皆さまの前で加賀鳶の伝統文化を披露できたことを大変光栄に感じるとともに、その伝統を次世代へ継承していく責任の重さも改めて実感した一日となりました。
沿道で温かいご声援をいただいた皆さま、そして加賀とび行列の運営に携わられたすべての関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。
これからも木遣り隊の一員として、加賀鳶の伝統継承と地域文化の発展に微力ながら力を尽くしてまいります。
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