2026/7/27
「津久井やまゆり園事件」から10年(26日)。津市で開かれた「事件を考える集会」に参加しました。
10年前の今日、神奈川県立の知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」の元職員だった当時26歳の植松聖が、入所者19人を刺殺、入所者・職員26人に重軽傷を負わせた事件。植松は2020年に死刑が確定していますが、現在まで再審請求を繰り返しています。なぜか。「死刑はいい。でも自分の行動は正しかった」。それが彼の主張だからです。
僕は、この事件が起きたとき、企業の障がい者雇用の担当だったこともあり、そのときはそれなりに植松に投げ付けたいことばを持っていました。
でも10年経った今、この事件について何か言うことにためらいが生まれているのを感じます。ますます気持ちが整理されなくなるのを感じます。
参加者(30人ほどの人がいました)のひとりが、「この10年、社会は変わったでしょうか」と問うていました。
実行委員のひとりが、「追悼とは19人の命を胸に刻み、誰もが地域で当たり前に暮らせる社会をこれからも諦めないという決意を新たにすることだ」と静かに言っていました。
いちばんしっくりきたのは、実行委員長のこのことばです。「この集会は、どうすれば犠牲になった人を悼むことができるのか、それすらわからず10年続いてきました。これからも、わからないということから逃げないでいたいと思います。これからどう生きていくかを、共に考えていきましょう」

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