2026/8/1
【浜松市の都市経営から学ぶ】明治大学公共政策大学院の研修で浜松市役所を訪問し、中野市長から市政の取り組みについてお話を伺いました。
特に印象に残ったのは、人口減少対策を「しごと・ひと・まち」と捉えていることです。
若者、特に女性の転出を抑えるには、子育て支援だけでなく、地域に魅力的な仕事があり、安定した所得を得られることが出発点になる。企業誘致や働く場の選択肢づくりを「まちの生命線」と捉える姿勢には、大きな説得力がありました。
また、12市町村の合併を経た浜松市では、一つの中心部だけに機能を集めるのではなく、地域ごとの拠点を公共交通などで結ぶ「拠点ネットワーク型」の都市づくりを進めています。
約2,000あった公共施設も、機能の集約や複合化、民間移管などによって約1,200まで再編。今後は学校の建て替えに合わせ、地域交流や行政、防災の機能を組み合わせる取り組みも進めるとのことでした。
浜松市と日高市では人口や面積、都市制度も大きく異なります。それでも、人口減少、公共施設の老朽化、地域交通、企業誘致、行政のAI活用など、向き合う課題には多くの共通点があります。
人口が減る時代に、単に何かを減らすのではなく、地域の機能をどう組み替え、市民サービスを持続させていくのか。日高市のこれからを考える上でも、多くの示唆をいただいた研修となりました。
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