2026/7/23
【行政視察】阿蘇市のスマート農業から学ぶ
技術導入の先にある「持続可能な農業」
帯広市議会議員の柳田健太郎です。
会派行政視察3日目は、熊本県阿蘇市でスマート農業の取組について視察しました。
阿蘇市は世界最大級のカルデラを有し、畜産を中心に発展してきた全国有数の農業地域です。帯広・十勝と同じく、日本の食を支える地域として多くの共通点があります。
最新技術にも現場ならではの課題
視察では、GPSを活用した放牧牛の管理システムや、ドローンを活用した圃場管理、施設園芸での環境制御など、様々なスマート農業の取組について説明を受けました。
一方で、山間部では通信環境の影響で位置情報に誤差が生じることや、ロボットによる選果も品質を守るためには人の目による確認が欠かせないなど、現場だからこそ見えてくる課題も多くありました。
「技術を導入すれば解決する」のではなく、地域の実情に合わせて活用していくことの重要性を改めて感じました。
帯広市でも重要になる視点
帯広・十勝でも担い手不足や農業経営を取り巻く環境は年々厳しさを増しています。
スマート農業は省力化や生産性向上につながる大きな可能性を秘めていますが、導入すること自体が目的ではありません。
現場の課題を解決し、農業者の負担軽減や所得向上につながって初めて意味があります。
また、行政だけでなく、JAや研究機関、生産者が連携しながら実証を重ねていた姿勢も非常に参考になりました。
現場で学ぶことの価値
行政視察では、資料だけでは分からない「導入してみてどうだったのか」「どんな課題が残っているのか」といった現場のリアルな声を直接聞くことができます。
成功事例だけでなく、課題や改善点まで学べることが、現地を訪れる大きな意義だと改めて実感しました。
今回得た学びを帯広市の農業政策にも活かし、十勝の基幹産業である農業が将来にわたって持続できるよう、今後の議会活動や政策提言につなげてまいります。
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