2026/6/17
こんにちは。中野市議会議員の阿部 一真(あべ かずま)です。
先日の6月定例会で、子育て世代のみなさんが日々感じている「学童クラブの環境」 について、市に質問しました。
「うちの子の学童、少し狭いのではないか」
「保護者の声は、きちんと届いているのだろうか」
そうした声をいただく中で、今回は中野市の放課後児童クラブ、特に中野小学校区の学童クラブの現状と 今後の整備について確認しました。
学童クラブは、正式には放課後児童健全育成事業といいます。
共働き家庭など、放課後に保護者が家庭にいない子どもたちが、安全に安心して過ごすための大切な場所 です。
まず私は、現在の施設が子ども1人あたりの面積や設備、職員体制などの基準を満たしているのか、市の 認識を確認しました。
市の答弁では、
中野市の学童クラブにおける子ども1名あたりの面積、設備、職 員体制などを含む利用環境は、法令及び市が定める条例の基準を満たしているとのことでした。
一方で、基準を満たしていることと、実際に子どもたちがゆとりをもって過ごせているかどうかは、別の 視点でも考える必要があります。
中野小学校区の学童クラブについては、近年の共働き世帯の増加や住宅地の 造成により、利用する子どもが増えている。
市も、同地区の学童クラブについて過密化が課題であると答弁しました。
その対策として、市では新しい施設の建設を進める方針です。
主な内容は次のとおりです。
新施設の整備は、子どもたちの環境改善に向けた大きな一歩です。
ただし、新しい施設ができるまでの間、現在の施設で過ごす子どもたちへの対応も非常に重要です。
特に気になるのが、夏休み期間中の対応です。
夏休みは、朝から多くの子どもたちが学童クラブで過ごすことになります。過密な環境に加え、暑さや熱 中症への心配もあります。
この点について市に確認したところ、「バラっ子」については、夏休み期間中に利用する子ども が著しく増加することから、その間は冷房機能を備えた多目的ホールを持つ公共施設で活動するなどの対応 を行うとの答弁がありました。
子どもたちが安全に、そして少しでも快適に過ごせるよう、具体的な運用についても引き続き確認してい きます。
施設整備を進めるうえで大切なのは、実際に利用している子どもたち、保護者、そして現場で働く職員の 声です。
私は、そうした声をどのように把握し、改善に反映しているのか質問しました。
市の答弁では、
保護者及び関係職員が参画する各種会議や、指定管理者が保護者 を対象に実施するアンケートにより、意見・要望を把握しているとのことでした。
また、可能なものについては、指定管理者とともに速やかに改善を図っているとのことです。
新施設の建設にあたっても、引き続き各種会議などで関係する方々から意見を聞きながら進めていくとの 答弁でした。
今後は、どのような意見があり、それがどのように反映されたのかが、保護者にもわかる形で示されるこ とが大切だと考えています。
保護者の方からは、「学童クラブの整備が今どうなっているのか、よくわからない」という不安の声もあ ります。
そこで、施設整備や運営方針について、どのように情報発信・共有していくのか確認しました。
市からは、市公式ホームページや、関係者が参画する各種会議など を通じて、情報発信及び情報共有に努めるとの答弁がありました。
施設整備は、完成してから説明するのではなく、進んでいる途中の段階から丁寧に共有していくことが大 切です。
今回の質問では、あらためて放課後児童クラブの役割についても確認しました。
市は、放課後児童クラブについて、放課後等に就労等で保護者が家庭にいない子どもたちが、安 全・安心に生活できる場所であり、子どもの健やかな成長を支援する大切な場所であると答弁しました。
学童クラブは、単に「預かる場所」ではありません。
子どもたちが安心して過ごし、友だちと関わり、日々の生活を積み重ねていく大切な居場所です。
学童クラブの環境は、子どもたちの放課後の安心だけでなく、保護者が安心して働ける環境にもつながっています。
「預けられればよい」ではなく、子どもたちが安全に、安心して過ごせる場所であることが大切です。
新施設の設計・建設が進む中で、保護者や現場の声がしっかり反映されるよう、引き続き議会で確認していきます。
学童クラブについて、「こういうことも聞いてほしい」「現場ではこんな困りごとがある」といった声が ありましたら、ぜひお寄せください。
みなさんの声を、市政につなげていきます。
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