2026/7/22
【天空の国】
昨日ですが、日帰りで東京都港区の在日本キルギス共和国大使館を会派の駒井議員と共に表敬訪問。
昨年の大阪・関西万博ではコモンズ館にキルギス共和国パビリオンが出展されておりましたが、4回ほど訪問する中で、同パビリオン責任者のティレック氏と懇意になり、そこから人脈が拡がりました。
キルギス共和国は、中国の左側に位置し国土のほとんどを高地が占める中央アジア諸国の一つですが、琵琶湖の9倍の大きさをもつイシク・クル湖や天山山脈の山々など自然豊かで、人々も我々日本人とそっくりな顔立ちをしておられる親日国です。日本へ関心を持つ国民が多い中、万博でのご縁を活かし、交流が出来ないかと色々模索して参りました。
今回は、ティレック氏からつながった人脈の中で、キルギス共和国をはじめ中央アジア諸国の産物を日本へ輸入する等の会社を経営されている㈱クロシモの杉江様のご紹介により、オソエフ・エルキンベク特命全権大使にお会いすることが出来た次第です。
昨日は、まず滋賀県の概要を地図を広げながら、説明すると共に、滋賀県庁が発行している「琵琶湖ハンドブック」の簡易版(日本語版・英語版)を使いながら、琵琶湖にまつわる歴史や文化、環境政策等について紹介。大使から色々と質問を受け、それにまた答えるという形で面談を進めました。大使ご自身は日本語は不得手なのですが、大使夫人がもともとキルギス国内で日本語を学びつつ、20年ほど前に神戸大学に留学されていたこともあり堪能であるため、夫人に通訳をお願いして意思疎通を図ったところです。
大使はもともと環境化学がご専門の技術者で、後にはインフラの設計等に携わるなど、いわゆる理系の方ということもあり、同国のイシク・クル湖が抱える環境問題の解決に資するであろう滋賀県の環境政策の知見に大変興味を示して頂きました。琵琶湖博物館や琵琶湖環境科学研究センター等、県の研究機関の取り組みや、学習船「うみのこ」による環境学習の取組(びわ湖フローティングスクール)に強い関心を抱かれました。
また、教育全般での交流への期待を示して頂きましたので、滋賀県が整備を進めている滋賀県立高専の英語版チラシをもとに説明したところ、情報技術系だけでなく環境・防災関係の学科があることにも興味を示して頂き、留学生の派遣について提案も頂きました。
私達は、手土産として滋賀県産材料にこだわった琵琶湖型のフィナンシェやモンドセレクションで金賞を受賞した多賀町の「里和浸酒」を持参したのですが、大使からは遊牧民の象徴である伝統の「カルパック」というフェルト製の帽子とジャムをお返しに頂きました。
大使夫人は神戸大学留学時に滋賀県を訪問し、母国の風景に似た琵琶湖と山並みの景色に大変癒やされたそうですが、大使ご自身はまだ未訪問とのことでしたので、まずは近日中に滋賀県を訪問頂き、実際に琵琶湖や環境政策関係の機関を視察頂くということで、話をまとめ、帰路につきました。
昨今の世界情勢をみると、地政学的に中央アジア諸国は日本にとっても大変大切な国々であり政府も各国との結びつきを深めているところですが、滋賀県ならではの「湖」や「環境政策」を切口にした自治体交流・外交を引き続き進めて参ります。
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