2026/7/20
週刊yasushi第1050号「アセス合意の意味」
7月17日、佐賀県庁で緊急記者会見が開かれた。登壇したのは山口祥義佐賀県知事と水嶋智国土交通事務次官。テーマは、西九州新幹線ルートをめぐる国と佐賀県との協議についてである。
西九州新幹線を巡る協議は、これまでさまざまな課題があり、容易には前に進まなかった。しかし、鉄道局長を務めた水嶋氏が国土交通事務次官に就任して以降、自ら知事との協議を重ね、その結果、この日一定の合意に至った。
今回の合意では、さまざまな前提条件を踏まえつつも、令和9年度に環境アセスメントへ着手することについて佐賀県の理解が示された。一方で、現時点ではルートは決定していない。令和8年度中に関係者による準備調査を実施し、その結果を踏まえて環境アセスメントの内容を具体的に検討していくこととなる。
また、佐賀空港の滑走路延長などの整備についても、国主導で九州北部地域の航空需要や航空ネットワークに関する調査を行い、その中で佐賀空港の整備についても検討されることとなった。
これまで平行線をたどることの多かった国と佐賀県が歩み寄り、この日を迎えることができたことを、関係者の一人として大変うれしく思う。新幹線整備への前進はもちろん、空港や道路を含めた総合的な交通ネットワークの充実につながる可能性が広がった。ひいては、佐賀県全体の発展、そして県民のウェルビーイングの向上にもつながるものと期待している。
もちろん、これはゴールではない。大きな一歩を踏み出したことは確かだが、これからどのような歩幅で、どのような速度で前へ進んでいくのかは、まだこれからである。この一歩を確かな前進へとつなげられるよう、志を同じくする皆様と力を合わせ、粘り強く取り組んでいきたい。
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>古川 やすし (フルカワ ヤスシ)>週刊yasushi第1050号「アセス合意の意味」7月17日、佐賀県庁で緊急記者会見が開かれた。