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つくば市【高校無償化は本当に子どものためになるのか?構造から考える】6月18日(木)~「授業料...

2026/6/18

つくば市【高校無償化は本当に子どものためになるのか? 構造から考える】6月18日(木)~「授業料」と「教育環境」は別の問題~

つくば市議会議員の ひぐち ゆうだいです。

近年、「高校授業料無償化」
という言葉を耳にする機会が増えました。

「子育て世帯の負担軽減」
という点では、とても分かりやすい政策です。

もちろん私も、経済的な理由で進学を諦める子どもを減らすことは、とても大切だと考えています。

しかし、私は高校無償化については慎重に考えるべきだと思っています。

なぜなら、「授業料」と「教育環境」は別の問題だからです。まず、高校無償化で無償になるのは主に授業料です。
一方で、
・制服代
・教材費
・修学旅行費
・部活動費
・交通費
などは、多くの家庭で引き続き負担が必要になります。

つまり、「高校が無償になった」というイメージほど、実際の教育費がゼロになるわけではありません。

さらに、つくば市が抱えている課題は、何度もお伝えしていますが、高校不足です。

高校無償化によって学校が増えるでしょうか。
定員が増えるでしょうか。
通学時間は短くなるでしょうか。

残念ながら、全て答えは「いいえ」です。

高校無償化は、教育費の支援策であり、高校不足の解決策ではありません。

私は、もう一つ気になることがあります。
授業料が無償になれば、私立高校を選ぶ生徒が増える可能性があります。

一方で、定員割れとなっている県立高校は、さらに厳しい状況になるかもしれません。

人気校には受験生が集中し、地域によっては学校運営がより難しくなる可能性もあります。

つまり、制度によって新たな課題が生まれる可能性も考えなければならないのです。

私は、高校無償化そのものを否定したいわけではありません。
ただ、「無償化さえすれば教育問題は解決する。」
という考えには疑問を持っています。

本当に必要なのは、
・安心して通える高校があること
・自分に合った学校を選べること
・通学の負担が少ないこと
・魅力ある学校が地域にあること

そうした教育環境を整えることではないでしょうか。

教育政策で大切なのは、「いくら支援するか」だけではありません。
「どんな教育環境を残すか」だと私は考えています。

無償化はゴールではありません。
子どもたちの未来をより良くするための、一つの手段です。

だからこそ、制度の効果だけでなく、その先にどんな影響があるのかまで考えることが必要ではないでしょうか。

次回はいよいよ最終回。

「高校不足を解決するために必要なこととは?」
について、私なりの考えをお伝えしたいと思います。

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著者

ひぐち ゆうだい

ひぐち ゆうだい

選挙 つくば市議会議員選挙 (2024/10/27) [当選] 2,434 票
肩書 つくば市議会議員      ファイナンシャルプランナー
党派・会派 無所属

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