2026/6/18
今日の文教福祉委員会で、子どもたちが多くの大人の価値観に触れる機会は大切だ、という趣旨の意見がありました。
私は、その考えに本当に賛同しています。
子どもたちが、学校の先生だけではなく、地域の大人、保護者、指導者、さまざまな立場の人と関わること。
これは、子どもの成長にとって、とても大切なことだと思っています。
たとえば、長岡市では部活動の地域移行として「米百俵クラブ」の取り組みも進んでいます。
学校だけで子どもの学びや経験をすべて抱えるのではなく、地域の中で子どもたちを育てていく。
その方向性自体は、私もとても大事だと思っています。
地域の大人と関わることで、子どもたちは「こういう生き方もあるんだ」「こういう考え方もあるんだ」と知ることができます。
自分の住んでいる地域に愛着を持つきっかけにもなるかもしれません。
だから、誤解してほしくないのですが、私は子どもと地域のつながりを減らしたいわけではありません。
むしろ、子どもたちが地域の中で豊かに学べる機会は、もっと大切にしていきたいと思っています。
ただ、私がこれまで議会で訴えてきたのは、
「それは強制であってはいけない」
ということです。
PTAについても同じです。
PTA活動の中には、子どもたちのためになる活動もたくさんあります。
登下校の見守り、学校行事への協力、地域とのつながりづくり。
そうした活動そのものを否定しているわけではありません。
でも、保護者の意思確認がないまま、当然のように加入している扱いになる。
学校に提出した口座から、PTA会費が引き落とされる。
役員や活動が、事実上の義務のように受け止められている。
こうした状態は、やはり見直す必要があります。
PTAは任意団体です。
入る自由があるなら、入らない自由もあります。
関わる自由があるなら、関わらない自由もあります。
むしろ地域活動を、これからも続けていくために必要な整理だと思っています。
今、子育て世代の時間は本当に限られています。
共働きの家庭も多いですし、仕事、家事、育児、介護、地域活動と、みんな本当に余裕がありません。
その中で、昔からやっているからという理由だけで、すべての活動を前年どおり残し続けることは、だんだん難しくなっています。
そして、強制や同調圧力で人を集める仕組みは、長くは続きません。
本来の目的が「子どものため」だったはずなのに、いつの間にか「組織を維持すること」「去年と同じことを何とかこなすこと」が目的になってしまう。
私は、そこを変えたいのです。
必要のない活動は見直す。
本当に大切な活動に、人も時間も集中する。
保護者や地域の大人が、「これなら関わりたい」「これなら子どものためになる」と思える形にしていく。
そうすれば、米百クラブのような地域で子どもを支える活動にも、関われる大人が増えるかもしれません。
大切なのは、子どものためという言葉で、大人の時間や善意を無制限に使ってよいことにはならない、ということです。
子どもたちには、多様な大人との出会いを。
そして大人には、納得して関わる自由を。
この両方があってこそ、地域で子どもを育てる仕組みは、豊かで持続可能なものになるのだと思います。
私はこれからも、子どもたちが地域の中で豊かな学びを得られるように、そしてそのために、保護者や地域の大人の限られたリソースを合理的に、必要なところへ向けられるように、PTAの適正化や地域活動の見直しに取り組んでいきます。

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