2026/6/17
「人生の本舞台は常に将来にあり」
これは、私が政治の師と仰ぐ尾崎行雄の言葉です。今は良くても先はどうなるか分からない。だからこそ、私たちは常に「未来への投資」を続けなければなりません。
昨日、令和8年6月16日の関市議会。我が新政クラブの同志である浅野典之議員の代表質問、そして水野財務部長の答弁を聞きながら、私はこれまでの歩みを振り返り、確かな手応えを感じていました。
関市の行政現場で、生成AIの活用による【年間約1万2,900時間】の業務時間削減、そして職員の利用率が68%にまで向上しているという素晴らしい成果が公式に発表されたからです。
これによって生まれた膨大な余力は、市民の皆様の相談業務や、より質の高い政策立案の時間へと充てられます。これこそが、デジタルがもたらす未来の財源リアルです。
■ 初当選のその日から訴え続けた「データによる地域経営」
行政のデジタル化や効率化は、一朝一夕に、あるいは華やかな言葉だけで実現するものではありません。
私が皆様に温かく押し上げていただき、関市議会議員として初めて壇上に立たせていただいた令和5年6月の最初の一般質問。私は、大学卒業以来、地方公会計の専門家として多くの自治体財政と向き合ってきた税理士として、関市がいち早く取り組んでいた「EBPM(根拠に基づく政策立案)」の推進を本会議場で真っ先に取り上げました。
当時の議事録には、私の原点となる言葉が刻まれています。
「勘と経験ではなく、根拠によるルール化が必要ではないか」 「(人流分析や統計データ等の)ツールをぜひ市民の方へも公開していただき、市民の皆様も参加しながら、政策についての議論が深まることを期待しています」 (令和5年第2回定例会会議録より要約)
当時はまだ「データをどう集めるか」という手探りの段階でした。私は地方公会計のプロの視点から、予算の単年度主義の壁を越え、中長期的な視点を持って戦略的な財政運営を行うこと、そして客観的なデータ(エビデンス)を基に事業効果を予測・検証する体制づくりを議会から一貫して後押ししてきました。
その後、関市では「データダッシュボード」が構築されて市民公開が始まり、庁内でのデータ分析サイクルが着実に定着していきました。昨日発表された「年間1万2,900時間の削減」という劇的なAI活用の成果も、関市役所の皆様がこの3年間、データと実務に真摯に向き合い、土台を積み重ねてこられたからに他なりません。その伴走者として議会から声を上げ続けてこられたことは、私の誇りです。
■ 理想論だけでは街は動かない。「実務実行力」が問われる時代
これからの時代、「Claude(クロード)AI」に代表される超高度なAI技術の進化や、それに伴う著作権・個人情報保護といった行政ガバナンスの構築など、さらに複雑な課題が次々と押し寄せてきます。
これらに対応するためには、「デジタルが得意です」という一過性の理論や知識だけでは不十分です。また、これまでのやり方を踏襲するだけの現状維持でも太刀打ちできません。
必要なのは、5名の雇用を守る民間経営者としての視点、1円の重みを知る税理士としての専門性、そして現場の壁を一つずつ越えていく「実務実行力」です。知識を現実の行政システムや予算に落とし込み、市役所の皆さんと共に具体的な形(数字)にしてこそ、初めて市民の皆様の暮らしを豊かにすることができます。
■ 「一貫した政策提案」が、次々と公式な形へ
私がこれまで議会で蒔き、行政の皆様と議論を重ねてきた種は、具体的な関市の方針として確実に形になり始めています。
① デジタル・シティズンシップ教育の推進
私が令和7年第1回定例会で強く訴えた「ただ端末を使わせるだけでなく、ICTを適切に使いこなす能力を育てる教育(デジタル・シティズンシップ教育)」。これが関市教育委員会の方針として位置付けられ、このたび策定された『関市ICT推進アクションプランVer.3(令和8年度〜10年度)』の正式な実施アクション(体系図⑫)としてしっかりと明記されました。 森教育長も「情報モラル教育からデジタル・シティズンシップへの段階的な指導を学校教育夢プランに位置づけ、小中学校への浸透を図る」と議会で明言されています。
② VR・ARを活用した最先端の観光・産業誘客
令和7年1月、関商工高校の生徒たちが発表してくれた「WebARを活用して日本刀を3D表示する」「天候に左右される小瀬鵜飼をVRで代替体験する」という瑞々しいアイデア。私はこの声をすぐに議会へ届け、産業経済部長から「既存の観光コンテンツのデジタル化の可能性を十分に検討し、事業化を図っていく」という前向きな答弁を引き出しました。これらは公式の「議会だより」にも大きく掲載され、私は「実効性のある政策がスピーディーに行われることを期待します」とエールを送らせていただきました。
■ 関市・美濃市の本舞台は、常に将来にあり
少子高齢化、地方の財政難という待ったなしの課題を乗り越えるために必要なのは、心地よい理想論ではなく、「データと実務で地域を経営する力」です。
私はこれからも、初当選のあの日の緊張感と一貫した信念を忘れることなく、誰よりも現場に足を運び、誰よりも泥臭く「実務」にこだわり抜いて、関市・美濃市の未来を次のステージへと押し進めてまいります。
岩出和也の本舞台も、この街の未来も、常に将来にあります。
📄 現職税理士・岩出和也の「実務と実績」公式データ一覧
https://www.city.seki.lg.jp/0000001470.html
↑会議録検索(別ウインドウで開く)からシステム内の「議員名検索」で【岩出和也】と検索いただくと、初当選(令和5年6月)のEBPM提案から最新の論戦まで、すべての公式議事録がご覧いただけます。
https://www.city.seki.lg.jp/0000023222.html
↑デジタル・シティズンシップ教育が明記された「関市ICT推進アクションプランVer.3」公式計画ページ
https://www.city.seki.lg.jp/0000001671.html
↑ページ内の議会だより第5号「PDFファイル」から、私の学校教育夢プラン・VR/AR観光の提案内容が写真付きでご覧いただけます。
▼その他のブログ記事はこちら
「心地よい空間づくり」で街は救えるか?現職税理士が直視する地方自治の綺麗事と財源のリアル
https://go2senkyo.com/seijika/189789/posts/1406742
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イワデ カズヤ/37歳/男
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