2026/7/12
学校は、子どもたちが一日の多くを過ごし、学び、人と関わり、自分自身を育てていく場所です。
学校の中で、のびやかに、安心して教育を受けられること。
自分たちの安全やプライバシーが大切にされ、尊重されていると感じられること。
それは子ども時代だけの問題ではなく、その後、大人として生きていく時間を支える土台になるのではないでしょうか。
桜蔭学園に隣接するマンションを、8階建てから20階建て、高さ約76メートルの高層マンションへ建て替える計画。
建物の老朽化や建替えの経済性があるとしても、その前に、そこで毎日を過ごす子どもたちの安全や日照、教育環境、プライバシーは、もっと重く尊重されるべきではないかと思います。
法律上、建てられるか。
事業として採算が取れるか。
それだけでなく、学校に隣接する事業に関わる企業には、子どもたちの学ぶ環境を守るために、計画をよりよいものにする社会的責任、社会への貢献があるのではないでしょうか。
裁判で問われたのは、建設計画そのものの良し悪しではなく、許可前に差し止めるための法的要件でした。
だからこそ今、改めて問いたいと思います。
子どもの育つ環境を、私たちの社会はどれほど大切に考えるのか、と。
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