2026/6/19
田川市において、公共交通は単なる移動手段ではありません。それは、若者の学び、高齢者の通院や買い物、そして地域経済を支える「命綱」であり、人が尊厳を持って暮らすための基盤となる公共サービスです。しかし今、私たちの公共交通は未曾有の危機に瀕しています。日田彦山線のBRT化、そして平成筑豊鉄道(平筑)が直面する厳しい経営状況。人口減少と財政難という現実から目を背けず、いかにして「誰もが安心して移動できるまち」を維持していくのか。
私は、これまでの市議、そして県議副議長としての経験を通じ、現場の切実な声を聞いてきました。公共交通を民間任せにするのではなく、行政が責任を持って守り抜く。その上で、従来のやり方に固執するのではなく、未来に向けた大胆な「改革」を断行する必要があります。
佐々木まことが掲げる、田川市の公共交通改革に向けた具体的な処方箋をお伝えします。
第一に、平成筑豊鉄道の維持と価値の再定義です。 平筑は、通学する学生にとってかけがえのないインフラです。もし安易にバス転換を選択すれば、移動時間は大幅に延び、結果として田川の教育環境の魅力が損なわれることになります。私は、平筑を単なる「赤字路線」として切り捨てる議論には反対します。大切なのは、住民が平筑を「自分たちのインフラ」として価値を再認識し、議論に参加することです。 私は、県政とのパイプを活かし、広域的な支援を継続的に引き出すとともに、平筑のあり方について、BRT導入の是非も含めた「丁寧で透明性の高い議論」を主導します。安易な妥当ではなく、将来世代にとって何が最善かを、市民の皆様と共に考え抜きます。
第二に、先端技術と既存資源を組み合わせた「新しい移動手段」の構築です。 鉄道や路線バスだけではカバーできない、いわゆる「ラストワンマイル」の課題を解決しなければなりません。私は、高齢者や生活弱者が玄関先から目的地まで移動できる「乗り合いタクシー(デマンド型交通)」のさらなる充実を図ります。 さらに、福岡市や他都市で導入されている「ライドシェア(自家用車活用事業)」の導入を検討します。白ナンバーの車両を活用した合法的なタクシーサービスの仕組みを田川流にアレンジすることで、運転手不足の解消と、利便性の向上を両立させます。変化を恐れるのではなく、新しい仕組みを積極的に取り入れることで、移動の空白地帯をゼロにします。
第三に、公共交通を支えるための「稼ぐ力」との連動です。 公共交通の維持には多額の公的支援が必要です。これを「無駄な支出」にしないためには、行政自らが財源を生み出す努力が不可欠です。私が掲げる「ふるさと納税100億円」の目標は、こうした市民の足を守るための原資をつくるためでもあります。 「お金がないから路線を削る」という消極的な政治ではなく、「稼いで、市民の移動の権利を保障する」という攻めの政治。財政再建と住民サービスの維持を両立させる実務的な手法こそが、今の田川に求められています。
第四に、対立を乗り越えた「広域連携」の再構築です。 交通課題は田川市単独で解決できるものではありません。平成筑豊鉄道も、近隣の町村、そして県との合意形成があって初めて維持できます。これまでの「市と郡の対立」は、地域の利益を損なうだけでした。 私は、県議会副議長として培った調整力を武器に、田川市郡の連携を再構築します。「対決から解決へ」。近隣自治体と手を取り合い、広域的な交通ネットワークを整備することで、田川地域全体の利便性を底上げします。県政とのかけ橋として、必要な予算と制度を確実に田川の地へ引き込んでまいります。
最後に、公共交通の改革は、今を生きる私たちだけでなく、将来の田川を担う子どもたちへの責任です。 「当たり前にあるもの」と思われていた鉄道やバスが、いつの間にかなくなってしまう。そんな事態を招いてはなりません。乗って残す努力、そして支える仕組みづくり。私は市長として、その先頭に立ち、自ら営業し、汗をかきます。
耳の痛い現実から逃げず、多様な立場の方々の声に寄り添いながら、持続可能な交通体系を築き上げる。 誰もが自由に、安全に、そして誇りを持って移動できる「人にやさしい田川市」を、共につくっていきましょう。
佐々木まことは、皆様の移動の自由を守り抜くために、全力で邁進することをお誓いいたします。
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ササキ マコト/45歳/男
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